まず、お酒は食前酒、食中酒、食後酒に分けられます。
Aromatized wine には、以下のようなものがある。
また、スピリッツとは、蒸留酒で、ブランデー、ジン、ラム、ウォッカ、ウイスキーなどを指す。
ただしブランデーは食後にいただくことが普通。
これにはワイン、ビール、日本酒のような醸造酒が用いられる。食前酒と違い、アルコール分の弱い酒となる。これは、料理の味を味わうため、強いアルコールで舌が麻痺することのないようにするため。前の料理の味を消し、次の料理をよく味わえるようにする役目もある。
フランスではDigestif(ダイジェスティブ)ともいい、食後のまとめ、口直しとして摂る。薬種の要素もあり、液体の宝石とも呼ばれる。中世フランスの僧院では霊薬として発達し、僧院の財源となるほど、盛んになった。製法は秘伝とされ、公開されていない。
リキュールの種類
ベネディクティン、 Benedictine | フランスの古典的リキュール。1501年に僧侶のドン・ベルナルド・バンセリが霊薬酒として創製。宗派の名前をとって、ベネディクティンとなった。貯蔵は3年。琥珀色。黒い瓶のD.O.M.とは、「最善、最大の神へ」という意味のラテン語の頭文字。ブランデーと一緒に飲む、B and Bという飲み方もある。 |
クレム・ド・マント、Creme de Menthe | ミントの香りのリキュール。消化不良、食後の満腹緩和、頭痛、二日酔いなどの効能がある。フランスのGet Freres製と、オランダのBOLS社のものが有名 |
ドランビュイ、Drambuie | スコットランド産のウイスキーリキュール。ドランビュイというのはゴール語で「心を満たす飲み物」という意味。 |
チェリーブランデー、Cherry brandy | 甘酸っぱいリキュールで、濃厚な赤色。チェリーワインを蒸留したブランデーにさくらんぼの香りを進出させたもの。 |
オレンジキュラソー、Orange curacao | べネズエラのカラカス北西部のキュラソー島でとれるオレンジが原料だったので、この名がついた。褐色でかなり甘い。 |
コアントロ、Cointreau | コニャックベース。オレンジの花や葉のエキスを配したもの。健胃のこうかがある。無色透明。 |
グラン・マルニエ、Grand Marnier | シャンペンのコニャックとオレンジピールが原料。瓶についたリボンで、中身が黄色か赤色かをあらわしている。 | アプリコット・ブランデー、Apricot brandy | あんずの甘いリキュール。 | シャトリューズ、Chartreuse | フランスで作られるリキュールの女王。べネディクティンと並ぶ最高級。シャトリューズ修道院で作られ、原料・製法は秘密となっている。 | マラスキーノ、Maraschino | イタリアのリキュール。 | アブサン、Absinthe | 主要香料のにがよもぎから、命名された。スペインのペルノー社によって有名になった。「緑の魔酒」と呼ばれる。 | アニス、Anis | ういきょう、の種の酒精エキスを蒸留して作る。 | ノワイヨー、Noyau | ビターアーモンドの核の肉を蒸留して得たオイルをブランデーに浸出させたもの。。 | キュンメル、Kummel | キュンメルはドイツ語で、英語では、姫ういきょう(caraway seed)のこと。ビールの割るよいをさます。消化不良にも効く。 | ゴールドワッサー、Goldwasser | 十数種の薬草で作る。1598年に東ドイツで商品化された地名にちなみ、ダンツイッヒとも呼ばれる。金箔が入っている。消化を助け、疲労回復にも効く。とても甘い。 |
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